緊急事態宣言の真の意味
これまで2回にわたり緊急事態宣言について説明してきましたが、あまり驚かせてはいけないとの気持ちもありました。
しかし、今日は一人一人に覚悟をしてもらう段階が近づいたようですので、その真の意味について書きます。
本日午後、日本医師会が緊急事態宣言の発令を求めました。これは医療現場がギリギリだということだけでなく、「重症者以外の受け入れを勘弁して欲しい」との意味でもあります。
つまり、緊急事態宣言が出されると、罹患しても軽症なり無症状なら入院は出来ないということです。
入院できるのは、重篤な患者と基礎疾患があったり癌治療などで免疫抑制剤を使用されている方に限られます。
軽症者や無症状の方は自宅待機となります。当然容態が変化すれば即入院治療となりますので、大きな心配は不用だと思います。
ただ、よくわからない感染症ですし、近くにお医者さんがいないことで心細くなるでしょう。また、家族の負担も大きなものになるでしょう。
こころづもりはして下さい。
陽性になっても入院できるとは限りません
ですので、これまで行っていただいている予防策を継続していただくことが大切です。よろしくお願いします。
私も市の保有するマスクなどの衛生資材の適切な放出に努めるなど、自宅待機対策の準備が進むよう努めます。
最後に、今回の病気は誰が罹ってもおかしくないものです。
もしかしたら、身近で罹患者が出るかもしれません。近隣で自宅待機者がでるかもしれません。
しかし、8割は軽症までで回復する病です。
「患者の方を特別視しない」「風評に気をつける」
そんな心の準備もお願いします。
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